ロッカールームの見本 世界から削除
W杯ロシア大会決勝トーナメントで日本がベルギー戦で見せたサッカーは、ラスト約20秒の戦術に言い知れぬ世界との差を見せつけられたわけだが、逆に日本が世界に見せつけたものがツイートされて大きな話題になった。言わずと知れた日本代表チームのゴミひとつない整理整頓されたロッカールームのことである。「これは94分でベルギーに負けた日本のロッカールームです。スタジアムでは代表のサポーターに感謝し、ベンチやロッカールームをきれいにし、そしてメディア対応をしました。またロシア語で『ありがとう』と書かれたメモまで残していきました。すべてのチームの模範だと思います(ツイート訳)」実際に片付け、メモを置いたのは代表スタッフだったが、W杯ロシア大会の運営スタッフの女性はこれを画像と共にツイッターに投稿した。世界規模の大会では、必ずと言っていいほど話題になるこの手の日本人の行為は、その都度各国に称賛されてきたが、今回のツィートは投稿したスタッフ自らが画像を削除した後でFIFAから解雇を言い渡されている。情報では「運営コンプライアンスに抵触したことによる」ものと憶測されているが(本人は規則遵守にサインしている)全ての権利が主催者であるFIFAに帰属されていることを考えれば仕方のないことであろう。何ともやりきれない話だが、それが例え世界を感銘させるSNS画像であっても、約束事(ルール)を破ると訴訟されかねない世界になった証しで(日本でも飲食店員が冷凍庫に入って悪ふざけした画像が拡散されて辞めさせられた例があるがこれは当然。)私も個人や情景が特定される画像を投稿する場合は、それが良くても悪くても事前に許可申請しなければ今の職にいられなくなることを認識しなくてはならない。(汗)
https://www.youtube.com/watch?v=H8R0Ot7Y90U
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