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The Lyrical Times

歌舞伎役者に女性がいない理由

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14日の祝日は成人の日、地上波が流す映像はTDLで遊ぶ光景と、熊本県阿蘇市長の歌う成人式が目立った程度で、相変わらず単調なニュースは大人の七五三を見せられているようで滑稽だ。同じ日に歌舞伎役者の市川海老蔵さんが十三代「團十郎」襲名披露と長男の勸玄(かんげん)君の八代目市川新之助発表をTV各局が生中継した。2020年の5月が初舞台とのことだが、1年以上も前に発表する意図が見え見えで思わず笑ってしまう。でも海老蔵さんの長女である麗禾(れいか)ちゃんが歌舞伎役者になれないのは何故だろうか。調べると面白い歴史にぶち当たる。歌舞伎の歴史は戦国時代に遡るのだそうで、出雲の阿国(今の島根県)の「かぶき踊り」からはじまったといわれている。1603年「当代記(とうだいき)」という史料に「この頃、かぶき踊りというものが踊られた。出雲の巫女(みこ)を名乗る国という女性が、京に上り変わった風体の男の扮装をして踊った」つまり歌舞伎の発祥は女性から始まったことになる。この後に女性から男性へと展開していく「歌舞伎史」はその曲折に興味深いものを感じるのだが、かいつまんで言うとこうだ。『人気だった女性の「かぶき踊り」も贔屓客が踊り子を奪い合って刃傷沙汰にまで及んでいる事がお上に知れてしまい、女性の「女歌舞伎」踊りは禁止されてしまう。そこで、女性がだめなら若い美少年に踊らせようと(若衆歌舞伎)舞台に上げてみると、今度は同性愛者同士で刃傷沙汰が起こってしまい、仕方なく大人の成人男性のみでの踊り(野郎歌舞伎)となった。しかし成人男性だけの踊りでは見物客が集まらなくなったことに興行主が思案した結果「踊り」は「面白い芝居」に移り変わった。』なるほど、江戸時代の歌舞伎役者に女性がいない理由は<風俗の抑止>がきっかけだったわけだが、現代においては「歌舞伎の芝居には本質的に女性が合わない。」ことが有力な説と唱えられている。戦国時代の女歌舞伎から「面白い芝居」に変節していく過程で必要だった「女形」は発声や所作、衣装を真の女に似せて芝居しているうちにある種の世界観に引き込まれていったのだという。いわゆる「倒錯した世界」に生の女性が参加すると、その空間が「倒錯」から「現実に」に引き戻されて違和感だらけの舞台になってしまう・・・。どうやらここに女性抜きの真相があるようだ。大相撲の世界に続いて理解しづらい伝統がまた一つ加わったようで日本文化はラビリンスである。https://www.youtube.com/watch?v=h5VzFRwsC30
 

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灯油便きらりのCM15秒です。 イケメンが走ってます