株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

東京海上日動が利用し続けるスイマー

BSを視聴していると地上波では見ることがなくなった池江梨花子選手が登場する五輪用のCMが出稿されていることに驚く。先週だったと思うが、東京海上日動のCMは大胆にも池江選手が赤ちゃんの頃に撮影された床を泳いでいる動画と現在の姿を交互に見せている。BSだからいいと言う理由なのだとすればその企業は恥知らずの極みだ。今すぐにでもそのCMを差し替えないと人々が感じる東京海上日動（保険を取り扱う企業の見識はないのか）の印象は最悪になる。また五輪用のENEOS（エネオス）版CMもドリカムと女優の吉田羊、そしてENEOSキャラクターのエネゴリ君が出演しているバージョンを最近新しくしたが、ここでも同じように池江選手の表情と泳いでいる2カットをインサートしている。余りにも無神経すぎて言葉もないが、そこまでして池江選手のカットをインサートしなければいけない理由を教えて欲しい。去年のアジア大会の完璧な強さと池江選手のイメージがあまりにもポジティブ過ぎて企業は惜しんでいるのかも知れないが、彼女は今、生きるか死ぬかの闘いをプールではなく病室のベッドの上でしているのだ。スポンサー企業と広告代理店、そしてONAIRするTV局のビジネスライクには呆れるが、大会組織とJOCがせめてアマチュア精神を唱えてカネと闘ってもらうわけにはいかないだろうか。挑戦シリーズ・スイマー応援篇（池江選手）https://www.youtube.com/watch?v=VYde4rKk00o