株式会社　津幡石油        (tsubata sekiyu)

地方創生にはビジネスセンスが不可欠

今、地方創生が叫ばれています。政府は、人口減対策などの「地方創生」のために使える１兆円の予算枠を設けました。各省庁に分割された予算の主旨として、『仕事創造、観光創造が軸となり、新産業をおこし、観光を強化するために、まず「地域の魅力」を見直し、地域が有する個性を見出し、地域ブランドを高めるプロジェクトに注目する』とあります。私は、地方創生に必要なのは、予算も主旨も大切ですが、何より、活性化の本質を理解し、利潤に向き合えるマンパワーが絶対条件だと感じてます。元々、行政に利益を追い求めることはできません。また、目的でもありません。であれば、自由主義経済を追い求める貪欲なマインドを導入し、前面に押し出さなければ、1兆円レベルの予算を注入しても、1サイクル（一部の必要経費と人件費）で使い終わってしまい、残ったのは二束三文の箱だけ（これも土建屋で終了）で、後に10％以下で売り飛ばされるだけです。日本はまた、同じ轍(天下り先の保全）を踏むのでしょうか。行政担当者は今こそ利潤を出せる優秀な民間人を血眼になって探し、後方支援に回るのです。利潤を自ら生めない以上、活性化は万に一つも叶えられないでしょう。15年先には超高齢化社会が待っています。

「もてなす」ということの奥義

東京六本木、一流ホテルのコンシェルジュデスクに寄せられる依頼は、１日３００件以上。「花火が見えるすし屋を紹介してほしい」「サムライがいる場所に行きたい」「パスポートを落とした」など、想定外の依頼も多い。客に向き合うとき、コンシェルジュが大切にするのは、「言葉の向こうの“心”を読む」ことだ。相手の表情の微妙な変化を徹底的に観察し、言葉に隠された真意をつかみ取る。年齢や服装、同伴者の有無などを考慮し、少ない手がかりで極めて短時間のうちに相手の目的を見極める。求めるのは、「攻めのもてなし」。“やるべきこと”だけではなく、“やった方がいいことは全部”やる。そうして攻めの姿勢で向き合ってこそ、接客はプロの仕事になる。見終わった私は、20年分の大きな大きな溜息をついたのでした。

第87回アカデミー賞の行方

作品賞では「アメリカン・スナイパー」「バードマン」「6才のボクが、大人になるまで。」「グランド・ブダペスト・ホテル」「イミテーション・ゲーム　エニグマと天才数学者の秘密」「セルマ」等の8作品。今までにないインディペンデント作品がほとんどです。アカデミーを受賞すると出演料が激変するといいます。デビュー作「卒業」でのダスティンホフマンは600万円のギャラだったのが、「クレイマー・クレイマー」で主演賞を受賞した後の「トッツィー」では億を超えたのだそうです。さて、下馬評では「6才のボクが、大人になるまで」が本命でしょうか。私も、この映画といきたいのですが、いずれも未上映。「うむむ」・・・。勉強不足です。最近観た中で印象深かったのは、2011年「ヘルプ　心がつなぐストーリー」。4年前の作品(cable TVで視聴)ですが、オクタビア・スペンサーが、助演女優賞を受賞してくれていました。さて、彼女のギャラ、今はどうなっているのでしょうか。

弁当はお手製がよろしいようで

出来合いのお弁当やパン類を何日間かそのままにしておきます。普通常識的には、カビが生えてくるか、悪臭を放って食べられません。が、今のそれは、新鮮な状態そのままだといいます。この私の常識を超えた現実です。世に何冊か、「〇〇〇な危険」のタイトルで、この手合い（半ば暴露本的）の本が出版されてますが、内容を全部理解したなら、食品のほとんどが喉を通りません。このままではスーパーの食品売り場で呆然としてしまいそうです。仕方なく、ネット上でウロウロ検索・・・、ちょっと気になる農園HPに辿り着きました。でもって、紹介されている有機野菜を、試しに段ボール1箱分ネット購入してみました。程なく宅急便で到着。開けるや否や、この私が「うむむむ」な気持ちになったのは言うまでもなく野菜たちは即キッチンへ。『西田農園』さん、生で食べました。これはうまい。
西田農園さんのHP http://www.nishitanouen.com/

リケジョの光と影

理化学研究所は2月10日、小保方晴子氏らに対し、刑事告訴と研究費返還請求を検討していることを明らかにしたそうです。会見によると1500万円程度の金額。これは原価レベルなんでしょうね。しっかり計算していたら、世間からのバッシングに遭いそうだからなのでしょう。それにしても気になるのは、刑事告訴。なんともいえない人生の光と影です。